北海道アオサギ研究会

2012年第1回アオサギ観察会

4月27日、平岡と江別でアオサギ観察会を行いました。当初は平岡のみの観察を予定していましたが、現地で江別のほうも観察したいとの声が多かったことから、急遽、江別にも足を伸ばすことになりました。

平岡のほうは、平岡高校玄関前に9時半に集合し、高校の屋上から30分ほどコロニーを観察しました。参加者は一般から3名、酪農大学の学生さんが9名、平岡高校関係者5名、どんぐりの森から7名、それに私の計25名でした。今回は風もほどほどの良い天気で、アオサギの動きもそこそこ活発でした。今年のアオサギの渡りは例年にくらべ遅れがちで、平岡でも増え方が緩慢ということでしたが、中田さんのカウントによると、見える範囲で55巣ということでした。例年60巣ていどなので現時点ではそれほど違いはないようでした。

この後ひとまず解散し、希望者のみ14名ほどが江別に向かいました。江別コロニーは平岡にくらべればずっと間近にアオサギが見られるので、細かな行動も観察でき、平岡とはまた違った興味をもっていただけたようです。学生さんをはじめけっこう満足していただいたようで、ヒナが生まれた時期の観察会にもまた参加したいということでした。観察は20分くらいで、午前中には終了しました。

なお、今シーズンの観察会も「平岡どんぐりの森」との共催で行っています。