北海道アオサギ研究会

2016年第1回アオサギ観察会

DSCN00034月25日9時20分より、平岡コロニーのアオサギを対象に、今年第1回目の観察会を行いました。場所はいつもと同じくコロニー向かい側の平岡高校の屋上をお借りしました。今回の参加者は、観察会を共催させていただいている平岡どんぐりの森から8名(アオサギ研究会との重複を含む)、高校から校長先生と教頭先生、それにアオサギ研究会1名の合計11名でした。

この日はたいへん気持ちの良い春の陽気で、この季節にしては珍しく風もなく、絶好の条件で観察を行うことができました。また、今回の観察会は例年より時期をやや早めたため、営巣木の葉がまだ僅かしか芽吹いておらず、このこともアオサギの行動観察には好都合でした。このため、例年以上に多くの巣を確認できました。見えている範囲で50巣弱でしたので、全体ではおそらくこの倍か3倍の規模になると思われます。アオサギの営巣スケジュールとしてはそろそろヒナがいても良い頃ですが、生まれていたとしてもおそらく生後1週間とは経ってないと思われ、遠くからの観察では残念ながら確認することはできませんでした。

なお、今回はたまたま一般からご参加の方がいらっしゃいませんでしたが、どなたでも無料で参加していただけます。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、当会か平岡どんぐりの森までぜひご一報ください。次回の観察会は5月11日9時半からの1時間ほどを予定しています。