北海道アオサギ研究会

2018年第3回アオサギ観察会

6月15日、今年3回目の観察会を平岡高校(屋上)にて行いました。今回は北広島の北広島市民大学OB会(水田遺産グループ)から7名の方が参加してくださいました。他にはいつものように平岡どんぐりの森から6名(当研究会との重複を含む)、平岡高校関係者が5名、それに私を含め合計19名で、いつになく参加者の多い観察会となりました。空気が澄みよく晴れた絶好の観察日よりでした。幼鳥が飛ぶ様子こそ確認できませんでしたが、コロニーについては見える範囲で例年より営巣数が多くなっているように思われました。北広島の方々はアオサギのことをよく調べられているだけにとても熱心で、質問される方も多く、たいへん活気のある観察会になりました。

また、北広島の方からアオサギについての調査報告書をいただきました。これは同市西の里地区にかつて暮らしていたアオサギの過去、現在の消息について調査したもので、古い資料に記録されたわずかな情報から明治時代の地図でコロニーの位置を推測するなどとても興味深い内容になっています。

なお、当研究会では毎回観察会で簡単なアオサギの資料をつくり参加者の方々に配布しています。この資料はバックナンバーを含めすべてこのページに保存していますので、よろしければご覧下さい。